猫は肉派?草派?

猫はライオンと同じ肉食系?

猫はライオンと同じ肉食系?

鋭い牙と爪を持ち、夜間に活発に活動をする猫とライオンはどちらも同じネコ科ネコ目の種族で肉食系です。しかし異なっているところもあり、体格の大きさ・鳴き声のほか一番の違いは暮らしている場所です。

もともと猫の先祖はリビアヤマネコといい、砂漠地帯で暮らしていました。これはライオンがサバンナで同種族とだけ暮らすのとまったく同じです。

ところが猫は体格が小さく、ネズミを主食にしていたところから人間がネズミから食料を守るためにペットにし出して現在に至ります。

その過程の中で肉だけでなく魚やキャットフードなどをエサにするようになり、肉食系ではあるものの雑食に近い生態になったのが猫です。

かたやライオンはずっと自然界で生きており、生態に変化もなく純粋な肉食系であるといえ猫とライオンは今では親戚という程度の関係性になりました。

猫の歯は肉を切る為だけにある?

猫の歯は肉を切る為だけにある?

完全な肉食動物である猫の歯は人間とは大きく異なります。猫には食べ物をすり潰すための臼歯がなく、歯の数が30本と極端に少ないのです。

肉食動物は食べ物を咀嚼せずに丸飲みをすることが特徴です。基本的には獲物を捕まえ、肉を切るための歯さえあれば良いのです。

猫は2000万年も前から完全な肉食をしてきた動物であり、雑食性のある犬とは違っています。人間からすると肉の方は消化が悪そうに感じるかもしれません。

しかし、猫にとっては消化しやすい食べ物ですし、咀嚼する必要はないのです。逆に硬くて繊維質が多い自然の草や木の葉などは消化が悪いため、細かくすり潰すためには臼歯が必要となります。

そのため猫には食べにくいものと言えるでしょう。

猫の腸は肉食ならではの長さ?

猫の腸は肉食ならではの長さ?

猫は食肉目ネコ科に属する肉食動物であり、雑食動物の人間や犬とは異なる特徴を持っています。

一般的に動物の腸の長さは摂取する食事によって異なります。消化器官を見れば猫が完全な肉食動物であることが分かるでしょう。

猫の消化器官は単純で腸は体長の4倍程度しかありません。これは完全な肉食動物の体の構造であり、野菜や植物から栄養を取り込むことはほとんどできないと考えられています。

ちなみに、植物というのは消化しにくい食べ物であり、特別な消化器官が必要になります。草食動物の腸は肉食動物と比べて非常に長く、複雑な消化器官を持っているため、植物を上手く消化できるということです。

完全な肉食動物である猫は植物の消化が苦手なのです。